1
想い
2
戦略
3
数字
4
完成
1

はじめに(3分で読めます)

このワークでやることは2つだけです。

🗣️
あなたを売る言葉を作る ― 初対面で仕事を聞かれたとき、紹介をお願いするときに、そのまま口に出せるトークを4つ作ります。
📋
事業計画書を作る ― 想い・戦略・数字を埋めていくと、そのまま融資面談に持っていける計画書が1枚できあがります。
💡
正確さより「書ききること」が大事です。迷ったら仮の数字でOK。あとから何度でも書き直せます。うまく書けない欄は空欄のまま次に進んでください。すべての欄に例と説明を入れてあるので、分からなくなったら例文をそのまま参考にしてください。

入力の前に、あれば手元に用意してください(なくてもOK):

📔
通帳・銀行アプリ(自己資金・生活費の確認用)
🪪
保有資格・修了した講座がわかるもの
🧾
家賃・光熱費など、毎月の支払いがわかるもの
🧭
全部で4つのステージ(想い→戦略→数字→完成)に分かれています。1ステージ終わるごとに「ここまで完了」の合図が出るので、あとどれくらいで終わるかは常にわかるようになっています。
2

理想の暮らしを、先に決める

事業計画は売上からではなく「どう生きたいか」から作ります。ここの数字が、あとで自動的に売上目標に変換されます。

万円/月
今の生活費+少しの余裕、が目安です
日/週
例)週休2日なら「2」
人/日
体力の正直な上限を。あなたの体が資本です
3

原体験を思い出す

融資面談で最初に聞かれるのは「なぜこの事業を?」です。立派な言葉より、あなただけの具体的な場面が一番強い答えになります。

4

この仕事の、マニアックな面白さ

「人の体をよくするのが好き」のような抽象的な言葉は、聞いた人の心に残りません。残るのは、その道の人にしか語れない細かすぎる面白さです。

5

「なぜ独立?」を3回掘る

雇われのままでも施術はできます。それでも独立したい理由を、「なぜ?」を3回繰り返して掘ります。3回目に出てくる言葉が、あなたの本音です。

6

想いを一文にまとめる

ここまでの答えを、穴埋めで一文に。この一文がそのまま計画書の「理念」になり、面談の答えのスクリプトになります。

私は ___ を、___ によって、___ にしたい。
7

屋号をつける

仮で大丈夫。「何屋さんか分かる」ことだけ意識してください。由来を書くと、さっきの理念とつながります。

ステージ1/4 完了 ― 想い

STAGE 2 / 4

戦略 ― 誰に、何を届けるか

あなたの経歴を数字にし、サービスを固め、「あなたを売る言葉」を作ります。全8項目です。

1

あなたの経歴を数字にする

融資審査では「同じ業種での経験年数」が自己資金と並ぶ二大チェック項目です。数字にしてみると、自分が積み上げてきたものの大きさに気づきます。

人(概算)
1日の平均人数 × 営業日 × 年数で概算してOK
2

Will・Can・Must ― 3つの円の重なり

Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(求められること)の3つを見比べて、事業の「勝てる場所」を探す考え方です。3つとも埋められればOK、無理に一致させなくて大丈夫です。

これがあなたの事業ドメインです
3

サービスを決める

客単価=お客様1人あたりの平均支払額。この数字が後の売上計算に使われます
4

5年続いている店から学ぶ

近所で5年以上続いている同業者は「その土地で生き残る答え」をすでに持っています。敵ではなく教科書として調べます。

5

たった一人のお客さまを決める

「誰でも歓迎」は誰にも刺さりません。理念に書いた「救いたい人」を、実在しそうな一人まで絞ります。

6

2回目に来てもらう理由 ― 本質は「変化」

リピートはテクニックで作るものではありません。初回の施術で変化を体感してもらい、お客さまの方から「次はいつ来たらいいですか?」と言われるのが本来の姿です。

一回で良くするのは本当に難しい。だから最低ラインを初回の冒頭に自分から言います
「正直、一回で良くするのは本当に難しいんです。だからまず、最低 3 回見させてください。3 回やってみて変化が出なければ、私のやり方と合わないということなので、やめてもらった方がいいと思います。」
💡
突き放しているようで、逆です。「ダラダラ通わせるつもりがないんだな」という信頼が先に生まれ、変化が出たときお客さまの方から次を聞いてもらえます。ただし、これはあくまで技術ありきの話です。
7

あなたを売る言葉を作る ― 紹介トーク

一番強い集客は、信頼できた人からの紹介です。自分の得意を知っている人だけが、自然にお願いできます。

「もし〇〇さんのまわりで、___ で悩んでいる人がいたら、一度わたしに相談してください。これって、ちゃんと手順を踏まないとなかなか改善しなくて。___ まで、全部説明しますから。」
💡
売り込みではなく「あなたの大切な人の役に立てます」という伝え方だから、関係を壊さずに言えます。〇〇さんの部分は、目の前の人の名前に置き換えてください。
8

あなたの言葉を、声に出して仕上げる

紙の上で正しく見える言葉と、口に出してしっくりくる言葉は違います。下の欄に書かれた文章が、そのまま事業計画書に載る最終版です。上の「下書き」は参考としてそのまま残ります。声に出して読んでみて、詰まったところをあなたの言葉に書き換えてください。書き換えなくてもそのまま使えます。

トーク① 初対面で仕事を聞かれたら
下書き
トーク② 信頼できた人への紹介のお願い
下書き
トーク③ 30秒の自己紹介
下書き
トーク④ 初回のお客さまへの前置き
下書き

ステージ2/4 完了 ― 戦略

STAGE 3 / 4

数字 ― 暮らしから逆算する

理想の暮らしをもとに、必要な売上・資金・リスクを数字にします。全5項目、あとひと息です。

1

毎月の経費を書き出す

第1部で決めた「理想の手取り」に経費を足すと、必要な売上が自動で出ます。

万円/月
家賃・レンタル代・通信費・サブスクなど
万円/月
消耗品・広告費など
万円/月
未定なら0でOK。目安:100万円で月1〜2万円
万円/月
手取りの約3割が目安(自動入力・変更OK)
2

売上を「1日何人」に分解する

月商の数字は大きく見えても、1日あたりに割ると「これならできる」に変わります。

%
業界では60〜70%が優良店の目安
3

開業のお金を数える

万円
内装・ベッド・機材・HP制作など
万円
自動計算(固定費+変動費×6)。変更OK
万円
生活防衛費は除いて、事業に使える金額
💡
融資担当者はここを見ます。①自己資金は「毎月コツコツ貯めた通帳の履歴」が計画性の証明になる(直前の振込=見せ金は逆効果)②同業での経験年数が長いほど有利③利益から返済しても生活できるか。この計画書には3つとも入っています。
4

リスクを3方向から見ておく

リスクを書くのは不安になるためではなく、「対策があるから大丈夫」と言えるようになるためです。

5

1年後・3年後の自分

万円/月
🎉

お疲れさまでした

4つのステージすべてに答えました。ここまでで、こんなものができています。

    ここまでの内容で、あなたにしか作れない事業計画がすでに形になっています。

    できあがった書類